ピザを上手に注文するコツは、たくさん頼むことではなく、 その場にいる人が自然に一切れを選べるようにすることです。
ピザの注文は、簡単なようで意外と迷います。 何枚頼むか。どのサイズにするか。味は何種類にするか。 子どもが食べやすいものはあるか。辛いものが苦手な人はいないか。 サイドメニューは必要か。飲み物は足りるか。
でも、難しく考えすぎる必要はありません。 まず人数を見て、次に場面を見る。 家族の夜なのか、デートなのか、友人の集まりなのか、仕事帰りなのか。 その場面が決まれば、ピザの選び方は自然に決まっていきます。
よい注文とは、全員に完璧に合わせることではなく、誰も取り残されない一枚を用意することです。
まず人数と時間を考える
注文の最初に考えるのは、人数です。 けれど人数だけで決めると、足りなかったり、余りすぎたりします。 大切なのは、何人いるかに加えて、どんな時間に食べるかを見ることです。
夕食としてしっかり食べるなら、少し多めに。 映画やスポーツ観戦のつまみとして食べるなら、サイドメニューや飲み物とのバランスを見ます。 子どもが多いなら、味はわかりやすく、サイズは取りやすく。 大人の会なら、少し濃い味や香りのある一枚を混ぜても楽しい。
迷ったら、足りないより少し余るくらいが安心です。 ピザは翌日に温め直しても楽しめます。 ただし、余らせる前提で頼みすぎるのではなく、場が最後まで安心して進むくらいの余裕を持つ、という考え方です。
味は「定番・人気・冒険」で考える
ピザの味選びで迷ったら、三つに分けると簡単です。 定番、人気、冒険。 定番は、マルゲリータやチーズピザのように、誰でも取りやすい一枚。 人気は、照り焼き、コーン、ソーセージ、ペパロニなど、わかりやすい味。 冒険は、辛いもの、ブルーチーズ、きのこ、ルッコラ、生ハムなど、少し個性のある味です。
家族なら、定番と人気を中心にします。 友人の集まりなら、冒険を一枚入れると会話が生まれます。 デートなら、定番を一枚、相手の好みに合わせたものを一枚。 仕事関係なら、強すぎる味より、取りやすい味を優先します。
注文の失敗は、味が悪いことより「誰も取りにくい味ばかりになること」で起きます。 強い味ばかり、辛い味ばかり、肉ばかり、チーズばかり。 そうならないように、食卓に入口をいくつか作っておくと安心です。